こんにちは。
仙台市青葉区にある就労継続支援B型事業所imukat Lab.(イムカラボ)でITのお仕事をしているラボメンの「午後のゴート」です。
前回記事「01.はじめよう、プログラミング」
あればうれしい、HTMLスキル
JavaScriptを学ぶ前にあれば嬉しい知識、それはHTMLとCSSです。
HTMLは他のプログラミング言語とは少々性質が異なります。
プログラミングとして扱われる事に関しては、HTMLよりもScratchの方が遥かに”プログラミングらしさ”があります。
それでもHTMLはプログラミング入門者が学ぶ価値があります。
なぜHTML?
理由は以下の通りです。
(1) 書いた内容がすぐ見た目に表れる
(2) 手順や計算過程を記述する物ではないためシンプルである
(3) データの入れ子構造についてイメージが掴める
(4) ブラウザでJavaScriptを使うならどの道触れる事になる
各々の理由について詳しく
(1) 書いた内容がすぐ見た目に表れる
HTMLは文書の構造を表す言語です。
一般的なプログラミング言語の場合、失敗をした物を実行すればエラー文しか表示されない事があります。
エラー文だけではプログラムの中身を全て推測する事はできません。
HTMLの場合は、失敗をした物であっても失敗した形の文書が表示されます。
表示されている失敗した形の文書から中身を推測する事が可能です。
「ミスの発見と修正」はプログラミングにおいて重要な経験です。
書いた内容がすぐ見た目に表れるHTMLは「ミスの発見と修正」が比較的簡単なのです。
(2) 手順や計算過程を記述する物ではないためシンプルである
一般的なプログラミング言語は様々な計算処理を通じて最終的に求める結果を得る物です。
しかし、HTMLは文書の構造を表す言語です。
HTMLだけでは足し算を行う機能すらありません。
HTMLだけでは足し算を行う機能すらありません。
あなたはHTMLだけを使っている限り、間違った計算結果を出力する事はないのです。
そもそも計算できませんからね!
そもそも計算できませんからね!
HTMLはできる事が限られているので、間違いの可能性も限られています。
できる事が増えて自由になる程、間違いには複雑で細かい多様な可能性が生まれるのです。
できる事が増えて自由になる程、間違いには複雑で細かい多様な可能性が生まれるのです。
(3) データの入れ子構造についてイメージが掴める
入れ子の考え方はプログラミングにおいて不可欠です。
HTMLにおいても入れ子の考え方なしに書く事はできません。
パソコンでファイルの保存や作成をするだけでも入れ子の考え方が必要です。
パソコンでファイルの保存や作成をするだけでも入れ子の考え方が必要です。
入れ子の考え方は必ずしも誰にでも備わっている訳ではありませんが、HTMLを書く事によって入れ子の考え方を身に付ける事ができます。
(4) ブラウザでJavaScriptを使うならどの道触れる事になる
WebブラウザでJavaScriptを使う際、多くの場合はHTMLからJavaScriptを呼び出して使う方法をとります。
JavaScriptの実行結果を表示する際にも、HTMLの中にデータを表示したいケースが多く出てくるでしょう。
JavaScriptの実行結果を表示する際にも、HTMLの中にデータを表示したいケースが多く出てくるでしょう。
HTMLを使わなくともJavaScriptを活用することができますが、HTMLを使えた方がJavaScriptをもっと活用することができます。
HTMLとJavascriptのどちらを先にやればいい?
どちらを先に行っても構いません。
ただし、入れ子構造がよくわからないならばHTMLを優先した方が良いでしょう。
それほどまでに入れ子構造への理解は重要です。
ただし、入れ子構造がよくわからないならばHTMLを優先した方が良いでしょう。
それほどまでに入れ子構造への理解は重要です。