令和5年度(令和4年度からの繰越分)障害福祉分野のICT導入モデル事業 導入製品の内容や導入効果等に関して

imukat Lab.では障害福祉分野のICT導入モデル事業を活用し、ノートパソコン及び会議用モニターを整備・導入しました。
主に以下のような場面で導入機器を活用し効果を得ています。

  1. ノートパソコンを必要台数確保し、スペックを整えることで職員の作業効率や成果物の質が向上する。これにより「ダブルチェック」の効率化や、物理的・心理的なストレスの軽減が図られ、生産性の向上とより良い事業展開に繋がる
  2. 大型モニターの導入で拠点間の連携が強化され、生産性向上と職員の負担軽減が図られる

  3. その他の活用効果
    • 通所利用者様のIT業務における処理速度の向上(PCスペックの向上による作業効率化)
    • 利用者様が活動エリア内の好みの座席で作業できる柔軟な支援環境の整備
    • 面談対応や相談援助記録など、個別支援の充実
    • 在宅利用者様へのリモートワーク支援(遠隔でのきめ細やかな作業フォロー体制・質問対応)
    • 職員会議や支援記録の効率化
    • 外部研修や、職員向けの社内研修の実施環境の充実

機器導入により、作業効率の向上はもちろんのこと、利用者様一人ひとりに合わせた丁寧な支援や、職員間の情報共有もより円滑になりました。
今後もICTを活用し、より質の高い支援体制の構築に努めてまいります。

imukat Lab.では障害福祉分野のICT導入モデル事業を活用し、ノートパソコン及び会議用モニターを整備・導入しました。
主に以下のような場面で導入機器を活用し効果を得ています。

  1. ノートパソコンを必要台数確保し、スペックを整えることで職員の作業効率や成果物の質が向上する。これにより「ダブルチェック」の効率化や、物理的・心理的なストレスの軽減が図られ、生産性の向上とより良い事業展開に繋がる
  2. 大型モニターの導入で拠点間の連携が強化され、生産性向上と職員の負担軽減が図られる

  3. その他の活用効果
    • 通所利用者様のIT業務における処理速度の向上(PCスペックの向上による作業効率化)
    • 利用者様が活動エリア内の好みの座席で作業できる柔軟な支援環境の整備
    • 面談対応や相談援助記録など、個別支援の充実
    • 在宅利用者様へのリモートワーク支援(遠隔でのきめ細やかな作業フォロー体制・質問対応)
    • 職員会議や支援記録の効率化
    • 外部研修や、職員向けの社内研修の実施環境の充実

機器導入により、作業効率の向上はもちろんのこと、利用者様一人ひとりに合わせた丁寧な支援や、職員間の情報共有もより円滑になりました。
今後もICTを活用し、より質の高い支援体制の構築に努めてまいります。

基本情報

(法人名)imukat 株式会社
(事業所名)imukat Lab./イムカラボ
(提供サービス)就労継続支援B型

モデル事業の実施以前における当該事業所のICT機器等の導入・活用状況

業務内容 ICT機器等の導入・活用状況
支援記録の作成
②一部、ICT機器等を導入している(紙とICT機器等の両方で事務作業を行っている)
職員間の情報伝達・情報共有
②一部、ICT機器等を導入している(紙とICT機器等の両方で事務作業を行っている)
請求業務
①ICT機器等を導入していない(紙中心で事務作業を行っている)
勤怠管理
②一部、ICT機器等を導入している(紙とICT機器等の両方で事務作業を行っている)
シフト表作成
③ICT機器等を導入している(多くの事務作業が電子化されている)
給与業務
②一部、ICT機器等を導入している(紙とICT機器等の両方で事務作業を行っている)

モデル事業実施によるICT機器等の導入状況

ICT機器等の種別 導入目的 製品名 台数
①パソコン
①作業の迅速化
ThinkPad E16 Gen 1
8
⑧会議用モニター
②情報の共有化
Lenovo G34w-30
2

モデル事業を活用して改善を図った業務における
ICT機器等の導入前後の業務時間、作成文書量の状況

①ICT機器等導入前の業務時間内訳

業務内容 業務従事者数 A.ひと月当たり 発生件数 B.年間発生件数 (A×12) C. 1件当たりの 平均処理時間 年間業務時間 D(B×C) 1人あたり 業務時間 (D/業務従事者数)
受託作業のダブルチェック作業
5人
177件
2124件
120分
4248時間
850時間
A.ひと月当たり発生件数の算出方法加

◆①ダブルチェックが必要な受託作業件数/日 = ②1日当たりの発生件数
◆② × ひと月の営業日数 = ひと月当たりの発生件数

C.1件当たりの平均処理時間の算出方法

◆①受託作業のダブルチェック時間を日々職員毎に記録
◆①の合計処理時間 ÷ 職員毎の発生件数 = ②職員毎の1件当たりの平均処理時間
◆②の合計 ÷ 業務従事者数 = 1件当たりの平均処理時間

②ICT機器等導入後の業務時間内訳

業務内容 業務従事者数 A.ひと月当たり 発生件数 B.年間発生件数 (A×12) C. 1件当たりの 平均処理時間 年間業務時間 D(B×C) 1人あたり 業務時間 (D/業務従事者数)
受託作業のダブルチェック作業
5人
174件
2088件
102分
3550時間
710時間
A.ひと月当たり発生件数の算出方法加

◆①ダブルチェックが必要な受託作業件数/日 = ②1日当たりの発生件数
◆② × ひと月の営業日数 = ひと月当たりの発生件数

C.1件当たりの平均処理時間の算出方法

◆①受託作業のダブルチェック時間を日々職員毎に記録
◆①の合計処理時間 ÷ 職員毎の発生件数 = ②職員毎の1件当たりの平均処理時間
◆②の合計 ÷ 業務従事者数 = 1件当たりの平均処理時間

年間業務時間数削減率(%)
16.4%

ICT機器等の導入効果

①事業所におけるICT機器等導入の推進方法

事業所でICT機器等の導入を進めるにあたり、日ごろ社内でICT機器等(PCやモニター、ソフトウェア)のセッティングやメンテナンスを担当している者が現場の職員からご希望やお困り事を吸い上げた上で、必要なICT機器等を導入しました。
実際に機器を導入してからの工夫した点としてはどのように利用・活用していくものかを明確にし全員に周知すると同時に、現在使用しているものから違和感なく導入して頂けるよう事前にセットアップを行いこれもまた周知しました。苦労した点としてはICT機器等に不慣れな方にとっては導入はとても大きなことと感じるようでマンツーマンで機器操作等を教えることもありました。

②ICT機器等の導入による業務の変化

情報端末導入による効果
☑受託作業のダブルチェックに要する時間が減った。
☑会議用大型モニター導入によって円滑な会議を行えた。

③ICT機器等の導入による業務効率化及び職員の業務負担軽減の状況

先ず、日々弊社サービスを利用してくださる利用者さまが行った作業を職員が確認する作業「ダブルチェックの作業」に多くの処理時間を職員は費やしていたが、今回の導入により処理速度が上がり業務負担が軽減した。今回ノートパソコンを導入したことで”利便性・機動力の確保=職員が働き易い環境づくり”を得ることができた。職員の物理的ストレス(機器が足りないなど)や心理的ストレス(機器の動きが遅くて面倒など)も緩和された。
今までは社内全体会議や社内研修の度にモニターをセッティングする必要があり職員の手を煩わせていたが、会議用大型モニター導入により円滑に行えるようになり効率化と負担軽減に繋がった。

④ICT機器等の導入による業務効率化で確保できた業務時間の活用方法

受託作業を更に増やすための活動と準備。具体的には以下の通り。
・外部への営業活動。
・内部では利用者さまが使用するマニュアルのアップデート(利便性向上・合理的配慮)。
・利用者さまが記載する作業管理シート(エクセルやスプレッドシート等)のアップデート(利便性向上・合理的配慮)。

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